沖縄地方で梅雨明けが発表されましたね。
関東は、梅雨入りしたものの例年に比べ雨量が少ないですが、6月下旬~7月にかけて前線の活動が活発化する為、大雨予報がでています。本格的な梅雨になると憂鬱なのは長雨の他、体調の変化。
【気象病】【天気頭痛】という言葉もよく耳にするようになり、気象が影響して起こる体調不良が辛いですよね。その原因の多くは【湿気】です。
湿気は人体の他、建物にも悪影響を及ぼします。
この記事は、湿気が原因で床が腐食し抜け落ちてしまった事例をご紹介します。放置することにより、床だけでなく建物全体に被害をもたらす危険性もありますので、是非最後までご覧いただければ幸いです。
床の腐食の原因は過度な湿気。見逃してはいけない前兆
軋む・沈む感じがする
床が軋む、沈む感じがする原因としてはいくつかあります。
床材に使用されている接着剤や木材・コンクリートの劣化であったり、湿度の変化により木材が膨張収縮するので軋んだり、ふかっと沈む感じがします。
床材がたわんで盛り上がっている
外的要因(漏水など)により一時的に膨らんでいるのであれば時間が解決する場合がありますが、慢性的に高湿の状況に置かれていれば放置するだけ悪化します。
黒ずんだり変色している
フローリングは、高湿に弱く、黒く変色していると黒カビが内部まで浸食し腐食が起きている可能性があります。
徹底的な原因追究で深刻なトラブル回避
某美容室のバックヤードの洗濯機置場の床が抜け落ちてしまった事例です。
既存の床を解体したらちょうどその真下に排水講があり、美容室なので温水が流れる排水溝で蓋がグレーチングの為、湿気があって床下地を損傷させてしまったのが原因でした。
オーナー様にも写真と動画で確認、ご説明させて頂きました。
安心してご相談頂く為に
吉ねこ佑友では、床下や屋根の上など目視できない不安な部分もお客様自身で確認できます。
防水シートで蓋を養生して、上の床を仕上げ完成です。
床下の湿気を放置すると家屋全体に影響がでるかも!?
日本の夏の大きな特徴は【多湿高温】ですよね。
あまりの湿度の高さに海外の方は母国の暑さより、日本の方がキツイ!辛い!なんてよく聞きます。
そんな日本に住んでいる以上、湿気対策は必須なのです。
特にこれからの梅雨の時期、床下が木材でできている建物は湿気が溜まりやすいです。溜まったまま放置すると、腐食してしまい建物の耐久性を低下させ、家屋の寿命を短くしてしまう可能性があります。
また、カビやシロアリの発生リスクも高まりますので、防湿シートを敷いたり、床下調湿材などを活用し湿気から大切な家屋を守りましょう。
吉ねこ佑友では、小さなことから大きなことまで、各種資格を持った経験実績ともに豊富なスタッフが様々な生活のお悩みを解決します。
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