１０年前の施工ミスが発覚！！床下がプール状態になっていた件。

こんにちは。吉ねこ佑友のうっちーです。

突然ですが、ご自宅の床下に潜ってみたことありますか？

暑い・寒い・暗い・怖い・虫嫌・なんかいそう・めんどくさい…等々、色々あると思いますが、家屋的には築５年を過ぎたら水漏れやシロアリ、基礎のクラック（ひび割れ）などをチェックをする為に床下の点検をお勧めします。
ご自身で潜り点検も可能ですが、確実に床下の状態を知りたい場合はご相談ください。

ちなみに、ここから潜れます。

建築士の長年の経験と勘が見つけた施工不良。

今回はご家族が住んでたいたお家に引っ越しをされたご依頼主様から、入居前にリフォームをしたいとご相談を頂きました。

建築士がそのお宅に行ってみると違和感が・・・！

今やん

お部屋の中が湿気っぽい…床にシミがあるなぁ

私には普通のフローリングにしか見えないけど…

うっちー

プロの目は見逃さないのです！

今やん

まずは

洗濯機の排水管が割れたり、ちゃんと排水できていないか

基礎から水が浸入か・・・？

などを疑います。

今やん

…ちがうなぁ

次にユニットバスの床下へ行ったら酷い錆が・・・！

今やん

ここだっ！！

試しにお風呂に水を張り溢れさせてみたところ、床下にぽたぽたと漏れが発覚しました。

確認作業をすれば殆どのミスが防げる

１０年前に建築した某メーカーさんの施工ミスです。

⚠長いドライバーでは真っすぐ刺せません。

短いドライバーに変えれば、しっかりビスがとまります。

しかし、大変残念なことに新築してから既に１０年経過していますので保証はきかないのです。

発覚当初のご依頼主様の意向は売却でしたが、お値段や日程などご希望に沿う施工プランをご提案させて頂きリフォームの運びとなりました。

念の為、同じメーカーさんで同時期に建築したお隣様の床下も拝見しましたが、特に問題はありませんでした。

対処方法|一つ一つの作業を確認しながら正確に行います。

約１０年間、ぽたぽたと積りに積もった水は床下をプール状態にしてました。

↓こちらが実際の動画になります。

まいちゃん

対処方法

点検口の蓋を再注文し、しっかり蓋をします。

今ある水を水中ポンプで排水し、自然とサーキュレーターで乾燥させます。

違和感があった湿気だらけのフローリングを張替えました。

作業員

不幸中の幸いです！

最後に

今回、新築したのは地元では有名なビルダーさんでしたので驚きましたが、この業界に限らず人がやる事なので人為的ミスもありますよね。

今は漏れもなく、直して快適に住んでいらっしゃいます。

定期的な床下点検を行う事により、家屋の状態が把握でき、耐震性を保たせることが出来ます。

吉ねこ佑友は、見えないところは写真で一緒に確認しご納得頂いてからの着工となりますので安心してご相談ください。

大切な基礎に大きな問題が起きる前にご相談ください。