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隣人トラブル解消の鍵|新しい法律でわかる樹木の境界問題

2022年8月31日

台風14号の影響により各地で被害が出ましたが、これまでにない台風ということで警戒感が広がり比較的被害が少なかったようですね。

大小関わらず、各地被害に遭われた方へお見舞い申し上げます。

台風が去った後は、一気に気温が下がり本番ですね。

秋になると、次から次へと庭に飛んでくる落ち葉達や、強風で折れた枝がガラス窓や敷地内に駐車してある車に当たり傷をつけるなどご近所トラブルを招きやすくなります。

本記事では、樹木が越境することにより生じる問題や、それに対処するための解決法、そして民法に基づいて重要なポイント、更に伐採・除草のお得な時期などを詳しく書いています。

このテーマについて理解を深めるために必要な情報が含まれていますので、ぜひ最後までご覧ください。

では詳しく見ていきましょう。

 

隣家の庭木が原因で困ってる方へ

  • 隣家の樹木が越境してきている
  • 隣家の古木が傾き危ない状態である
  • 落ち葉が飛んでくる度に掃除の手間が増える
  • 隣家の落ち葉が雨樋に溜まり詰まる
  • 景観が悪くなり自宅が薄暗くなった
  • 野鳥や害虫が増えた
  • 枝が伸びすぎて外壁や屋根を傷つけている

こんなお悩みを抱えている方は多いようです。

まずはお隣さんと話し合いです。越境してきたらお隣さんにお願いして切ってもらうのが最善です。

うっちー
というのは、2023年3月31日までのお話です!

※2021年(令和3年)4月にこの民法233条「竹木の枝の切除及び根の切取り」が改正されました。

詳細は、民法233条:竹木の枝の切除及び根の切取りの改定内容にてご説明します。

 

ここからは、越境トラブルあるあるをご紹介します。

樹木の越境で一番多いトラブルが、枝木が隣家との境界線をはみ出しているケース

 

次に多い越境トラブルとしては、落ち葉が大量に飛んでくるケースです。

まさに、うちです!

うちは、風下なので並びのお宅全て(確か6軒)の落ち葉が庭に溜まっていきます。

うっちー
まあでも、被害ないし仕方ないかなーと思ってます。

ただし、隣家の落ち葉が原因で、雨樋が落ち葉で詰まり梅雨の時期に水漏れする実害がでるようなら話は別ですよ。

それは、お隣さんと早めの相談をしてくださいね。

 

番外編:こんなお悩みも寄せられています。

は成長が早く一度外壁などに張り付くと手間な上、痕が残るので早期対処が必要です!

 

民法233条:竹木の枝の切除及び根の切取りの改定内容

本章では、竹木の枝の切除及び根の切取りの改定内容についてご説明します。

改正前

民法第233条(竹木の切除及び根の切り取り)

  • 隣地の竹木の枝が境界線を越えるときは、その竹木の所有者に、その枝を切除させることができる。
  • 隣地の竹木の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。

即ち、もし隣の土地から根っこが伸びてきた場合は、勝手に切っても良いけど、枝が伸びてきた場合には勝手に切ってしまうのはダメだよ。

もし、勝手に切るなら裁判で争うことになるよ。てなわけです。

しかし、竹木の所有者が自ら切除することを求められるように法改正が進められ、この法律は改善されつつありました。

そして遂に、2021年(令和3年)4月にこの民法233条 竹木の枝の切除及び根の切取りが改正され、2023年(令和5年)4月1日から土地の所有者は、土地境界を越えて枝が伸びていることが明らかな場合は、自ら切ることができるようになりました。

 

改正後

1、⼟地の所有者は、隣地の⽵⽊の枝が境界線を越えるときは、その⽵⽊の所有者に、その枝を切除させることができる。
2、前項の場合において⽵⽊が数⼈の共有に属するときは、各共有者は、その枝を切り取ることができる。
3、第1項の場合において、次に掲げるときは、⼟地の所有者は、その枝を切り取ることができる。
⼀ ⽵⽊の所有者に枝を切除するよう催告したにもかかわらず、⽵⽊の所有者が相当の期間内に切除しないとき。
⼆ ⽵⽊の所有者を知ることができず、⼜はその所在を知ることができないとき。
三 急迫の事情があるとき。
4、隣地の⽵⽊の根が境界線を越えるときは、その根を切り取ることができる。

うっちー
竹木の枝に関するトラブルが解決しやすくなり、精神的負担が軽減されましたね。

 

捨てる物にもお金がかかっている。処分費が安くすむ時期がある!?

気温が下がると、樹木は休眠状態に入ります。
これは、凍結を防ぐために樹木内の水分量を減らすためです。

そのため、伐採や剪定による処分の重量が軽ければ軽いほど、それに比例して費用が安くなります。
つまり、樹木が休眠状態に入った時期に伐採や剪定を行うことで軽い重量で処分できるため費用を抑えることができます。

 

最後に

ご近所トラブルを避けることは、快適で穏やかな暮らしを送るためにとてもとても大切です。
庭木が大きくなりすぎると、トラブルを引き起こし、邪魔になったり、景観が損なわれたりするので、手のつけようがなくなる前に定期的な手入れが必要です。
また、手入れのタイミング効率を考えて、便利屋を上手に利用することもおすすめです。
これらの方法を活用することで、ご近所トラブルを未然に防止し快適な暮らしを謳歌できます。

お庭のお手入れ等、お困りの際は吉ねこ佑友にお気軽にお問い合わせください。

 

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うっちー

冬山は滑り、夏山は走る、お山大好きアクティビティなアラフォー主婦。趣味の限度を超え極めたいタイプ。80になっても滑る、走るが維持できるようやってます。 便利屋として、施工事例や生活のお悩み解決法、豆知識などの情報を書いています。私自身、建築には疎いですが、勉強しながら楽しく更新していきます。

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