お庭というものは、一年通してちゃんとお世話をすることが求められるスペースです。
これは私たちにとっての食事や水分の摂取、睡眠などの日々の生活習慣と同様なもので、日々の関心と手間暇が必要となります。
しかし、その時間と手間に対する報酬は、新芽が顔を出す瞬間、花が開花して美しさを放つ時、果実が実を結ぶときなど、四季折々の景色の変化を目の当たりにする喜びや、収穫した作物を食べる楽しみといった形で実感できるからこそ、お庭は私たちの心をなごませてくれる存在となるのです。
そして、お庭の美しさを保つために一年間のお世話のスケジュールやその方法をしっかりと学び理解することで、時間を上手に使いながら無理のないようにお庭を保護し、時には癒してくれるその美しさを維持することが可能となるのではないかと私は思います。
本記事では、普遍的に役立つであろう、お庭の一年間のお手入れについての年間スケジュールをご紹介します。
このスケジュールをうまく活用していただくことで、皆様のお庭が一年通して美しさを失うことなく、また時間をかけずに楽しむことができる状態を維持する一助になれば幸いです。
お庭のお手入れ年間スケジュール
春
3月の訪れと共に、寒さが和らぎ、ぽかぽかとした暖かい日が増え始めるとガーデニングシーズン到来です。
そして、植物も活性化して急激に成長を始めます。
この時期は、除草剤の散布や消毒作業を行います↓
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春の詳細はこちらからそうぞ。お庭の年間スケジュール【春】編
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夏
植物が一番勢いよく生長するのが5月~7月にかけてです。
その成長サイクルに合わせて、最良のタイミングで草刈りを行うことがBEST!
そのタイミングは年間で3回↓
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夏の詳細はこちらからそうぞ。お庭の年間スケジュール【夏】編
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秋
庭木の剪定時期は、庭木や花木などの種類により細かい剪定時期は異なりますが、基本的には発芽前の樹木の休眠中に行う冬期剪定と、木の生育中に行う夏期剪定を年間で2回行うのが剪定の基本時期となります。
除草剤の散布と草刈りもこの時期に2回目を行います↓
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秋の詳細はこちらからそうぞ。お庭の年間スケジュール【秋】編
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冬
植物達にも厳しい冬の時期です。
落葉樹はすっかり葉を落とし、眠っているようにも見えますが、よく見ると来年の芽が見つけられるはずです。
この時節は、庭木などの草刈りや土作りの時期。
施肥は地味な作業ですが、この作業を入念に行うことで来春の景色をより良いものにできます↓
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冬の詳細はこちらからそうぞ。お庭の年間スケジュール【冬】編
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雑草というのは、季節に関係なく生えてきて私たちを困らせますが、このようにその生育スピードを利用して事前に管理すれば、普段のストレスが少なくなるという仕組みです。
草刈のプロは、この時期の草の伸び具合や種類、環境条件を熟知しており、草刈のスケジュール作成において重要な役割を果たします。
繁忙期に伴うお願い
毎年、大変多くのお客様がご利用になる6月、7月、8月の3ヵ月間に関しましては、ご予約が非常に多くなってしまい、ご希望の通りのスケジューリングが難しくなることが多くなります。
特にビジーな時期となると、ご訪問までにかかる時間が通常以上に長くなる可能性があったり、たとえば即日のご依頼であっても作業の開始が遅れてしまうことも残念ながら考えられます。
そういった事態を避けるためにも繁忙期を避け、それより1〜2か月前後を見込んでご予約いただくことをお勧めしています。
それにより担当者がより時間をかけて、庭木・樹木の具体的な状態を確認し、その状態に最適な手入れのタイミングを見極めることが可能となります。
その上で計画を立て、施工に取り組むことができるのです。
これによって、お客様の庭木・樹木が最適な状態を保つためのプランを進行することが可能となり、その結果として、お客様の庭がいつでも美しく保たれることが実現するのです。
【安全第一】ご自身で剪定中に事故多発!!
剪定作業を行うときは慎重さが求められます。
設備が不十分な状態だと、転倒してしまう危険性があります。
また、剪定作業中には、思わぬ形で害虫と接触することもあり、それが原因となって事故が発生するケースもあります。
自分自身で剪定作業を行う場合は十分な注意が必要です。
怪我をすることなく、安全に作業を行えるように心掛けてください。
怪我をしては元も子もないです。
絶対に無理はせずお庭のメンテナンスでお困りの際は、吉ねこ佑友にご相談ください。