終活とは?
近年【終活(しゅうかつ)】という言葉をよく耳にするようになり、ご存じの方も多いと思います。
終活とは、人生の終わりの為の活動全般の事を言います。
この言葉は2009年頃から注目され始め、この言葉が世に出るまでは生きてるうちから死後について準備をするのは縁起が悪いという風潮が強くネガティブなイメージがありました。
しかし、時代が変わり少子高齢化の現代では前向きに捉えつつあります。
そこで今回は終活についてご紹介したいと思います。
始める時期
人によって様々ですが、一般的には60代~70代という人が多いようで基本的には健康なうちから始めるのがベストです。
やることリスト
- 身辺整理(不用品の整理)
- 資産・財産分与
- エンディングノートの記入
- 個人情報などのデジタルデータの仕分け
- サービスの解約や見直し
- 入所施設の下調べ
- 葬儀屋の準備
- お墓の準備
これ程やる事が多いので体が不自由になったり、認知症になってからではとても大変です。体力・気力ともに充分な年齢のうちから始めると、精神的・肉体的な負担も少なくじっくりと取り組むことができます。また、一度終活を始めると、あれこれやらなければならないことがでてきます。役所関係の必要な書類を集める場合などは日数が必要になりますので早めに行動しスムースに進めていきましょう。
メリット
断捨離不用品を処分しないと一向に前に進むことができません。要不要を区別、処分し身辺整理をすることで気持ちがスッキリし今の暮らしの快適度がUPします。断捨離はストレス緩和などメンタル面でも良い影響が期待できます。
●断 = 不要な物を断つ
●捨 = 不要な物を捨てる
●離 = 物への執着から離れる
安心・不安軽減
●残された家族が遺産相続などでトラブルにならない
●エンディングノートを元に葬儀やお墓などの段取りがスムースにいく
●人生を振り返り、残りの人生を前向きに大切に捉えられる
●「死」に対しての不安や恐怖を緩和できる
デメリット
●人によっては気持ちが暗くなってしまう、詐欺に遭ってしまった、相続等の話し合いで家族とすれ違い気まずくなってしまったなどあるようですが、一番多いのは圧倒的に終活そのもの自体が「不安」に感じてしまうことです。
「最期」というのは、誰しも平等に訪れるもので「受け入れがたい」ものです。
終活は、ポジティブな活動で家族や仲の良い人と気持ちよくするものです。
又、「やったほうがいい」が「強制」ではないのでネガティブな気持ちになってしまうようならやめておくのもよいでしょう。
遺品整理のご依頼
先日、伊勢崎市某所から遺品整理のご依頼を頂きました。


突然の身近の方の訃報だそうです。
急だった為、終活はされておらず残された家族はやる事が山積みで何からすれば良いのか、ご本人に希望も聞くことも出来ず大変困っているご様子でした。
ご家族のご要望で49日後からスタートさせて頂きました。
吉ねこ佑友では、【空き家片付け】もしておりますので不用品も回収致します。また、要不要等、ご要望をお伺いしながら丁寧に作業させて頂きますのでご安心ください。

御見積をお安くするコツ
- 冷蔵庫や缶詰の中身を腐敗する前に処分してください。
- ご自身の基準でごみや不用品をまとめてしまうと再度、開封する手間がかかりますのでそのままで結構です。(お心遣いありがとうございます。)
- タンスの中にある衣類は通常のごみで出せますので空にしておいて頂ければお安くできます。
※この黄色い袋のようにまとめてしまうと再度、開封が大変です。
まとめ
こんなご時世ですから、もし新型コロナウイルスに感染した場合、家族でも看取れない可能性がありますので終活をしたいという人は増えてきているようです。
普段、かけがえのない家族に「ありがとう」「ごめんなさい」など本当の想いを伝えたいのに照れくさくてなかなか伝えられていないままの方は多いのではないでしょうか。
そのような想いをエンディングノートに綴るのも素敵なことです。
人生の最期を穏やかに迎えるために是非、ポジティブに終活されてみてくださいmood
