もうすぐ3月も終わり、いよいよガーデニングを楽しむのにちょうど良い時期になりますね。
この時期になると、あらゆる種類の生き物が活動を始めますが、その中でも特に気をつけたいのが毛虫です。
なぜ、毛虫に注意が必要なのかというと、やつらは4月から活発に動き出し、庭での作業中にうっかり触れてしまう可能性があるからです。
すべての毛虫が人に影響を及ぼすわけではありませんが、中には触れると肌に炎症を引き起こす可能性がある毒毛虫もいます。
どの毛虫が毒を持っているか?を見分けるのは一般の方には難しいので、その辺を歩き回る毛虫には一概に注意を払うのが得策です。
本章では、この毛虫に対して迅速な対策がどれだけ重要か、その対策方法や予防措置について、併せて消毒液の使用時におけるリスクについても深く掘り下げて解説していきたいと思います。
季節ごとの毛虫予防対策のポイント
季節ごとに毛虫予防対策を行うことは、毛虫被害の軽減に効果的です。
春春は毛虫の成虫として出現する時期。
植物の新芽や若葉が一番好物なので、苗木や果樹などの植物を保護することが重要です。
- 植物の周りにネットや防虫シートを設置して被害を防ぎます。
- 見つけた毛虫は取り除きましょう。
夏夏は毛虫が最も活発に活動する時期。
暖かい気候の影響で、植物への被害が増えやすくなります。
- 庭やガーデンの周りの伐採した木材や枯れ葉、草などを清掃し、毛虫の隠れ家を減らします。
- 植物には自然の敵である鳥やトカゲを呼び寄せることも有効です。
秋秋は毛虫の孵化の時期。
卵が孵化する前に対策を行うことが大切です。
- 元気な植物を育てるために、土壌の管理や肥料の施し方にも注意します。
冬冬は毛虫の活動が停止する時期ですが、寒さに強い種類の毛虫も存在します。
- 植物を冬支度する際に、枯れた葉や枝を処分し、毛虫の幼虫や卵を減らすことが重要です。
以上が季節ごとの毛虫予防対策のポイントでした。
毛虫対処の遅延は被害拡大につながる
今回のご依頼は、桐生市にお住いの方からです。
お庭の木に大量の毛虫がわいてしまい消毒を依頼されました。
毛虫は特定の植物を好み、その周辺に集まる傾向があります。
草や葉っぱが散乱していると、毛虫が隠れてしまう場所となるので定期的な草刈りや庭の掃除を行い、毛虫が潜む場所を減らすことが大切です。
見事に毛虫達を全滅させることができ喜んでいただけました。
吉ねこ佑友では、このような植木の消毒作業を定期的に契約して行うサービスも提供しています。
次章では、その消毒作業のリスクについて解説します。
殺虫剤の使用と健康へのリスク
殺虫剤とは、文字通り、虫を駆除するための化学物質の一種です。
殺虫剤の中には、人間に対して有害であったり、時には危険である可能性を秘めているものも存在します。
それは、化学物質としての性質上、避けて通れない問題でもあります。
具体的には、殺虫剤の成分が人体に取り込まれる形としては、飲み込む、吸い込む、皮膚から吸収するといった形が考えられます。
これらのいずれかの方法で体内に取り込まれた場合、それは中毒症状を引き起こす可能性があります。
このような中毒症状として具体的に起こり得ることはいくつかありますが、例えば流涙や、咳き込み、酷い場合には心臓の異常、そして呼吸困難などです。
これらはあくまでも一例であり、それ以外にもさまざまな体調不良が発生する可能性があります。
ですから、ご自身で消毒を行うのは心からお勧めできません!
ご自身の健康を守るためにも、消毒作業は専門家の吉ねこ佑友にお任せください。