こんにちは。吉ねこ佑友のうっちーです。
前回のトイレ問題に続き、またまた私うっちー宅で起こった出来事をご紹介します。
この記事は、8分程度でお読み頂けます。
※本記事には、実際の動物の死体や死骸をやや薄めなモザイクを使い採用しております。
苦手な方はご注意ください。
ホームショック:朝の庭、死んだ猫が出迎え
朝起きてカーテンを開けると、庭の真ん中に黒い小さな猫ちゃんが倒れている・・・
動かない・・・寝てるわけないと頭ではわかっているけど、真実を知るのが怖くてそれ以上見ることができない。
死体とか精神的に無理なので自社のスタッフに朝一で来てもらいました。
自社のスタッフが回収する際に『ねこちゃん頑張ったね、偉かったよ。』と声をかけ一緒に来てもらったそうです。
それを聞いて涙がでました。
動物の死体は役所が処分してくれるのでは?
それは、動物の死体がどこにいるか「場所」がポイントです。
公共の場所
道路や公園など公共の場所で見つけた場合は役所や自治体が担当なので、市役所の職員が回収を行います。
私有地
自宅、駐車場、会社などの私有地で見つけた場合は、土地の管理者がその責任を負い処分します。
自身で死体を処理する場合は下記の物を用意して感染症に気を付けてください。
必須アイテム
- 眼鏡
- マスク
- ゴム手袋
- ごみ袋
- トング
- 消毒スプレー
- 長袖長ズボン着用
回収した猫の死体は、密閉できるビニール袋などに入れ、袋を二重にするなどしっかりと密封して死体に触れないように!
無事回収した猫の死体は、市のゴミ処理場で有料で処理してもらうことができるので、まずは電話でご確認を。
ちょっと小耳に挟んだ情報ですが、私有地で亡くなった猫でも、道路まで移動すれば役所が処理してくれる例もあるそうでその点についても確認してみてください。
猫の死体を回収処理する必要性と重要性
前章で、ご自身での処理の方法をご紹介しましたが、その場合、特に精神的な負担が大きいと思います。
思っているより猫の亡骸の重さは驚くほどで、その重い体を手で持ち上げると表皮が破れ、体内から大量のウジ虫が流れ出て来てくる事態に直面することがあります。
さらに、それに伴う強烈な腐敗臭とウジ虫の光景が同時に押し寄せてきたなら、それはもはや深い精神的傷跡を残すレベルです!!
そこで本章では、死体をそのまま放置した場合が持つ潜在的なリスクについて、また適切な処置をすることが何故重要なのかについて、より具体的に、そして詳細に説明します。
猫の死体を放置することのリスク
悪臭や虫、病原体の発生
特に野良猫の場合、感染症のリスクが高いため、すぐに回収する必要があります。
猫は死んで間もなく分解が始まり、これに伴い、コレラやトキソプラズマなど、人に感染し健康被害を及ぼす可能性のある病気を潜在的に保持していることがあります。
病気だけでなく、致死率の高い病気の原因となるケースもあるので、もし、腐敗がわかるような腐敗汁が染み出ていた場合には特に消毒が必要です。
また、死体が腐敗する過程で発生する悪臭は、周囲の環境への不快な影響を及ぼします。
死体はハエやその他の昆虫を引き寄せ、それに伴う虫の発生はさらなる衛生問題を引き起こし得ます。
強烈で耐えがたい悪臭が強くこびりつくので必ず消毒が必要です。
心理的なクロージャ
野良猫ではなく飼い猫の場合でも、その死体が放置されると他のペットや家族に精神的な負担を与えます。
そのため、猫の死体を回収することは愛するペットに対する最後の敬意を表すことにもつながります。
適切に処理された死体は、家庭内の感染症のリスクを低減し、ペットの死に対する儀式的な意味合いもありますので、猫の死体を回収することは、猫との素晴らしい思い出を残し、家族やペットの健康を守るためにも非常に重要です。
スカベンジャーの標的
カラスなどのスカベンジャーに食べられたり、標的にされるケースが報告されていて、公衆衛生上のリスクも指摘されているほか、このような光景は子供たちにとっても非常にショッキングです。
また、生態系にも悪影響を与える可能性があります。
次章では、実際に過去にご依頼頂いた事例と対応をご紹介します。
【実例】過去に寄せられた相談と対応
実例①群馬県桐生市:猫の死体
異臭がして裏庭に行ったら酷い状態の猫の亡骸を発見した。臭が酷くウジ虫もいて自分では処理できなそうだ。
近所ということもあり、スタッフが30分程でお伺いし、かなり脆い状態でしたが全て回収しました。
事例②栃木県足利市:鳥の死骸
庭に大きめな鳥の死骸があって、ウジ虫が湧いてて触るのが怖いのですぐに来て処理してほしい。
周りに羽が落ちていて、猫に襲われたような死骸でした。
羽も全て回収しましたので安心です。
事例③群馬県みどり市:不明な死体
時間が経過し、ミイラ化していて何の死体かわからない、やや大きめなモノがあって見るのも嫌で怖い。
冬はミイラ化、夏は腐敗する傾向にあります。
干からびていたので思ったより軽かったです。
即日お伺いし回収しました。
事例④群馬県伊勢崎市:猫の死体
昨日までいなかったのに朝になったら猫が死んでいて腐敗する前に回収してほしい。
そうです!処理は早ければ早い方がいいのです!
即日、回収して安心して頂けました。
実例⑤栃木県桐生市:鳩の死骸
駐車場に鳩が死んでいて、夏なので時期的に心配だから早急に処理してほしい。
スタッフが近くで作業していたので、早急に対応させて頂きました。
確かに、これ以上遅れるとハイリスクだったと思います。
過去の実例を一部ご紹介しました。
やはり、一番多いご相談は猫の死体です。
※弊社では生きている動物の保護・捕獲は行っておりません。
生きている動物でお困りの際は、動物愛護相談センターへご相談下さい。
便利屋 吉ねこ佑友では、日常生活の困った!を解決します。