今や人生100年時代と言われ、日本は世界に類を見ない超高齢社会に突入しました。
2025年問題を目前に、高齢者の一人暮らし、更に高齢者の一人暮らしのごみ屋敷化が深刻な社会問題となっています。
今回は、高齢者の一人暮らしがごみ屋敷化しやすい理由と事例、空き家を放置するデメリットをお伝えします。
高齢者の一人暮らし|ごみ屋敷化しやすい理由
高齢になるにつれ、体力や判断能力、決断力、更には記憶力も衰えてくるもの。
お片づけは、体力と判断力の両方が必要ですから、できなくなるのは当然です。
足腰が弱り、持病があれば日常生活でさえ大変ですよね。
また、一人暮らしだと人と接することもなく一日が終わり徐々に認知症を発症しやすくなる…
そして、認知症になると片づけができなくなる傾向にあり、徐々にごみ屋敷化していく…
と悪循環なのです。
【事例】病気で入院。空き家のお片付け編
今回は高齢で一人暮らしされていた方からのお片づけの事例です。
社会構造の変化により、独り暮らしの高齢者は増え、昨今、「老後は子供達には頼らず自立したい」という価値観の人が増えた結果、単身高齢者が右肩上がりになっています。
そんな一人暮らし中に病気を患い入院されたおばあちゃん。
息子さんも忙しく、3~4年住んでないお部屋を片付けさせて頂きました。
『費用があまりかけられないので、できるだけ安く』とご希望でしたので、ご予算内で満足して頂ける仕上りになりました。
空き家の片づけを放置すると起こる問題点
賃貸物件では、住んでいない期間にも家賃が発生します。
持ち家なら固定資産税が今までの6倍を納付しなくてはならない可能性もあります。(※特定空き家に指定された場合)
また、長期間、人の出入りや空気の循環がなく放置されたお部屋は、室内に汚れや湿気がたまり、カビが生えやすい状態となります。
カビはどこのでも生えるので、一度大繁殖すると完全に除去する事は難しくて、悪臭の原因になるだけでなくお部屋や建物全体を老朽化させるのです。
賃貸の場合、退去時の原状回復の対象となってしまい修繕費用を負担する可能性が高くなります。
気づいたその時に、事が大きくなる前に放置せず早めに吉ねこ佑友にご相談ください。