ここからは、お庭のお手入れとして春に行うべきことをご紹介します。
吉ねこ佑友では基本的には、3月(と9月)に除草剤を散布、5月に消毒を行うのが好ましいと考えます。
3月に除草剤を散布するメリットとデメリット
メリット
1.早期の除草効果:2~3月頃に1回目を散布することで雑草の成長を抑える効果が得られる
効果が表れるまでに少し時間がかかるため、2~3月頃は春先の雑草退治に一番よいタイミングです。
2. 雑草の競争排除:春になると雑草が急速に成長し、他の植物と栄養や水を奪い合う
3月に除草剤を散布することで、雑草の成長を遅らせることができ、他の植物に十分な栄養や水を供給することができます。
3. 経済的な利益:雑草の成長を早期に抑えることで、晩春や夏に必要な除草作業の負担を軽減できる
デメリット
1. 気候条件への制約:3月に除草剤を散布する際には、気温や湿度などの気候条件に注意が必要
除草剤の効果は気候条件に依存するため、適切な気象状況が揃っていない場合は効果が十分に得られない可能性があります。
2. 残留性の問題:使用する除草剤によっては長期間にわたって土壌に残留する可能性がある
そのため、除草剤が農作物などに悪影響を及ぼす可能性があります。
木の健康維持には5月の消毒が重要
まず、5月の消毒の第一歩は、木の周りの草や雑草を取り除くことからです。
これによって、木の根元にある土壌の湿度が適切なレベルに保たれ、木の根の活力が高められるのです。
次に消毒ですが、病害虫が見つかった場合や周囲の植物が感染していると疑われる場合には、殺菌剤を使用することで病原菌や害虫の増殖を抑えることができます。
さらに、木の枝や葉に対しても消毒を行うことが重要で、枝が枯れ始めている場合には切り落とすことで感染の広がりを防ぐことができます。
木の周りを清潔に保ち、風通しの良い環境を作ることが必要です。
また、木を日光に当てることも効果的♪
これによって、病原菌や害虫の発生を抑えることができます。
総じて、5月の消毒は木の健康維持に欠かせない作業と言えます。
除草剤に懸念をお持ちのかたへ
近年、農業や庭のお手入れにおいて除草剤の使用が一般的となってきました。
しかし、その一方で除草剤に対する懸念や批判の声も増えています。
健康への懸念
生物多様性への悪影響
土壌汚染
などの理由で一部の人々にとっては嫌悪感を抱く存在となっています。
そこで!
防草シートの登場です。除草剤が嫌なら防草シートを試してみて!
除草剤を用いることは手段の一つではありますが、土壌に対する懸念をお持ちの方は、砂利と共に防草シートを用いて地面を覆ってしまえば雑草を抑制できお手入れが楽になります。
あとは、少々弱いですが、有機物を添加して土壌のpHを調整して環境づくりしたり、酢水・塩水・熱湯をかければ環境に優しく、家庭で手軽に作ることができるので農薬に頼ることなく除草する方法として有用です。
なにも対策をせずに放置すると、雑草の根っこがどんどん成長し管理が難しくなり、さらに虫が湧いてくる可能性もあるので、雑草がまだ小さな内にしっかりと除草を行うことが非常に重要です。