地震大国日本
日本は地球上で特に地震が起きやすい場所にあるので、これまでにも多くの大地震が発生し、ブロック塀の被害や尊い命が奪われる事例が発生しています。
今回は、経年劣化したブロック塀の危険性やセルフで出来る点検などをご紹介しています。
是非、ご覧ください。
脆弱ブロック放置は超ハイリスク
未だ記憶に新しい、大阪北部地震で小学校のプール脇のブロック塀が通学路に倒れ、登校中の女児が下敷きになって死亡した痛ましい事故がありましたね。
倒壊時のケースにもよりますが、落下してくるブロック塀の重さは100kgを超えることもあります。
所有するブロック塀が地震などによって倒壊し、人や物に被害を出すとその責任は所有者に課せられます。
民法第717条
1.土地の工作物の設置又は保存に瑕疵があることによって他人に損害を生じたときは、その工作物の占有者は、被害者に対してその損害を賠償する責任を負う。ただし、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、所有者がその損害を賠償しなければならない。
ですから、危険なブロック塀を放置することはお互い厳禁なのです。
ブロック塀の修理・解体・撤去全てできる便利屋さんです。
ブロック塀の修理や撤去をどこに頼んだらいいのか分からず検索している方も多いかと思います。
吉ねこ佑友では、他社ではできないブロック塀の修理~解体撤去も承っております。
先日、桐生市某所よりブロック塀解体及び部分撤去のご依頼がありました。
玄関前のブロックが、グラグラしていて尚且つ、入口の道路からの安全確認もしづらく安全確保の為、入り口脇のブロックの解体希望です。
グラグラのブロックに対し、とても不安に思うご様子と緊急性がありましたので即日着工いたしました。
※施工の難易度や段数、メーター数により工事の金額は変わりますので、ご希望のお客様は見積が必要となります。
目視で安全点検
・傾きやひび割れがないか
・基礎があるか
・壁の高さ(地面から1.2m以下)厚さ(塀の高さの1/10以上)はあるか
・控え壁はあるか
・基礎の寸法が20cm以上か
経年劣化などにより強度が弱くなっている恐れがあり、外観の目視で安全点検ができない場合や、わからないことがあれば専門家である弊社にご連絡ください。
マニフェストに基づき処分をしているから作業後も安心
コンクリートブロックは建築廃棄物扱いですので、自治体のゴミ収集では回収してもらえません。
廃棄物の適正処理には、マニフェスト(管理表)が不可欠です。
最終処分まで適正に処理されたかどうか確認する義務である、マニフェストを使用しておりますので作業後も安心です。
全国の学校にある倒壊の恐れのあるブロックは、速やかに撤去されアルミフェンスやスチールフェンス等に交換されました。
桐生市の学校でも何年か前に工事をしていましたので、記憶にある方も多いのではないかと思います。
市内一円を見ても未だに倒壊しそうなブロックが沢山あります。大惨事になる前に早めの対処をして安全を確保しましょう。